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各論、年金

各論、年金

今度、厚生労働大臣にミスター年金の長妻が起用されたことは、この政権の本気度がわかる。

千葉県で森田知事が96%の部所、つまりほぼ全員、不正が見つかったといっていたが、

あきれ果てるとともに、これは千葉県だけの問題ではないと国民誰もが

感じたはずだ。全国の地方自治体の総点検が必要だ。

地方配分はその後でないと、何の意味も無い。

アメリカはじめ諸外国では、担当政権が変わると腐敗防止のため行政側も

いっせいに解雇され、新たな人員になる。日本もこれくらいしないとだめなところまできている。

政府は全力で国家戦略局を中心に、長妻大臣をはじめ各大臣をバックアップする必要がある。

でないといまや、組織の権益しか考えていない官僚組織には対峙できない。

もともと、大臣には政務次官はじめ罷免権、人事権があるのだから

いざとなったらクビをいいわたすなり駆使するとともに、議員立法化も必要だ。

もちろん、国民に情報開示するという点で、行政を停滞させ、国民に損害を与えた責任として

情報開示を拒む担当者名の公表まで視野に入れるべきだ。

そうすれば、国民も当事者の官僚組織も「確かに変わった」とよい意味で実感できる。

官僚も本来の仕事に没頭でき、国民に利益をもたらす仕事をし、

優秀なものは逆に表彰してもよいだろう。

年金制度の始まりそのものが、彼らの利権確保だったのだから徹底的に洗い出しだ。

そのうえで現実対処として、現在の厚生年金25年加入は長すぎる。10年でよい。

支給開始も自由に選択できたほうがよい。たとえば、56で定年なら60までは半額程度、

60からは全額、75以上は逆にボーナスを出すなり医療費無料にする。

実際日之出町のような町があるのだからできるはずだ。

公務員だけ手厚い共済年金も廃止だ。国民皆1本化しわかりやすくしたほうがよい。

消費税を財源にすることも賛成だ。本来の消費税の使い道だろう。

大体日本の税体系は二重課税どころか三重、四重課税で平均所得300万世帯の

今の日本では、生活自体に希望が持てずほぼ拷問に近い。

それで、でたらめに湯水のごとく使う非生産の官僚行政肥大が、今の日本をだめにした原因だ。

それが選挙結果だ。千葉県のような腐敗から省庁の腐敗まで、これから全国ででてくる。

これを期に、期限付き猶予を与え膿みを出し、スリム化を図るとともに

場合により人員一新も必要だ。腐った林檎は、元には戻らんからだ。
by forceyoshi | 2009-09-19 00:45 | 政治、ニュース
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