高速建設、水増し評価
先日、高速道路の地域間の価格の差は差別だと述べた。
小沢と民主党は政府に対し民意がえられないと、再検討を要請した。
当たり前だ。高速をただにするといった公約と反対の案だからだ。
浮いた金を建設に当てるという100%後退案も、そんな論理が通用するか。
首都高に関しては早速影響がでる埼玉県知事がNOを突きつけた。
これも当然だ。徳之島もそうだが、国民感情の基本に約束は守るものという
概念がある。そうでなければ、世の中は成り立たない。
民主党は官僚上層部と徹底的に戦うのではないのか。
完全に癒着していた以前の自民政治と決別するはずだろう。
その高速建設だが、東京新聞の専門家による調査でほとんどが
建設不可の基準しかないことがわかった。
便益製Bを建設コストCで割った数字、B/Cが1以上なら建設効果が出るとしたが
88の高速道路算定を「そのほかの道路」扱いにしてB/Cを1以上にしていた国交省の
実態は、65件が1以下の道路利便性のない結果となった。
われわれ国民はこの件でもだまされていたわけだ。
延々と貴重な国民の税金を借金化して作る意味は無い。道路はつながっているからという
いいわけだが、高速道はつながってなんかいない。これから必要な高速道は
本州と北海道をつなぐ道路ぐらいだが、本来青函トンネルを作るとき一緒に作るべきだったのだ。
ただの、利権で作る悪しき自民政治の亡霊は、蹴っ飛ばし
「コンクリートから人」の民主党はじめ与党はきっちり公約を守り、国民生活に還元しろ。