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除染と最終処理

除染と最終処理

政府はやっと除戦の実行過程に入った。
遅すぎるが、何もしないよりましだ。
これで、ある程度は、線量が下がる。
だが、福島原発の3キロ圏内のある地域は、年間508ミリシーベルトと
極めて高い値だ。これは、リンパ球の減少という人間の免疫力を低下させ
がんの発生率が極めて高い状態となる。
従って、除染作業はいかに高濃度を下げるかにかかっている。
チェルノブイリでは25キロ圏内立入禁止だ。
レベル21の事故では、さらに汚染されている。
人間が当分住めない環境なら、住民に告知し政府は責任をもって
より良い住宅を提供する必要がある。
コミュニティとして必要なら、当然ブロックで対処する必要がある。
仕事も、同様な仕事を斡旋する必要がある。
それらを用意して、住民にお願いするしかない。その間、ひたすら除染するしかない。

もう一つ除染の最終処理の問題がある。
今、どこの汚水、汚泥処理場も一時汚染土を保管しているが、既に満杯状態だ。
業者も、運搬したがらない。
これは、政府と東電が処理すべき問題だが、現実にこのままだと限界なので
政府所有の土地に運ばなければならない。
これは、無人島に地中深く埋めるしかないのではないか。
全国分の処理ができるとは思えないが、画期的な薬剤が見つからない限り
河川や地下水を汚染させない方法は他にあまり見当たらない。
原発は人の手に余るということだ。
だが、これは今早急に取り掛かるべき問題だ。
by forceyoshi | 2011-08-25 08:18 | 事件、事故
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