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車の未来は明るい

車の未来は明るい

すっかり白物家電化した車だが、最近になって俄然新しい次元になってきた。
一つは、電気自動車の実用化だ。
家庭の電源で走る電気自動車は、CO2も出ない。
基本モーター駆動だから構成部品も少ない。
これから電池の小型化と、コンビニなどで電気供給できれば、航続距離も
相当伸びるだろう。
日産と三菱が先行しているが、トヨタ、ホンダも黙ってないだろう。
相当コストダウンした、より良いものができるだろう。
しかも、家庭で太陽パネルから充電し、高効率のソーラーカーと組み合わせれば、
電気の自給自足ができる。
日産リーフが目指しているのは、こうしたスマートグリットだ。
もう一つは、レーダー機能を使った衝突回避機能だ。
これは、スバルやベンツなども量産車で採用しだした。
トヨタは、もっと先に行って自動運転が実験で実現できている。
リモコンや携帯で呼べば、迎えに来るなんぞペット以上に愛着がわきそうだ。
これからの高齢化社会で逆走など、勘違いする老人ドライバーを見据えてのことだろう。
コンピュータも壊れるので、もちろん手動で今までどおり操作できることは
残すだろうが。
自動車には繰る楽しみがあるから、これは、絶対残しておかないとだめだ。

で、高速などで事故を誘発するトップは、トラックだ。
しかも質量が大きいから、大惨事になる。
以上の技術は、まずトラックやバスで実用化してもらいたい。
ただ今後の課題は、不要なわけの解らん自動車税の全廃と車検の廃止だ。
これが購入者にとって非常に負担となっている。
車を使わなくても、日々税金がかかっているなんて国際的に見ても前時代的だ。
これでは、いくら良い技術が生まれても、購買意欲をそぐ。
資本主義社会は、しょせん消費してなんぼの世界だ。
合理的な経済観念の若い世代には、いらねえやということにもなる。
これはTPPがらみになるが、アメリカ並みにすればよい。
もはや、白物家電同様なのだから、買ったらすぐ乗って帰りたいだろう。
トヨタの社長が、空洞化を防ぐにはそれなりの国の支援が必要だといっていたが
全く新しい技術や制御で車を進化させるには、それも必要だろう。
大手メーカーは、今やどこでも車を生産できる体制にあるのだから。
近い将来、音声認識でロボットのように賢く考える車ができるだろう。
声をかければ、よってきて目的地も声で認識する。
車の不具合は車のAIが自己診断して、修理工場やメーカーにデータが転送される。
そんな時代は意外と早い気がする。
by forceyoshi | 2011-12-18 05:35 | 生活
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