横滑り内閣の行方
選挙結果で惨敗し、本来なら早期に解散しなければならない
まったく国民の信任を得てない、福田内閣が誕生した。
安倍の側近の麻生は離れたが、担当大臣がほとんど同じの横滑り内閣だ。
居抜き内閣でもある。まあ、福田の方が思想的にはまともだが、取り巻きが
財務関係の谷垣と文科省大臣以外変わらないとなると、「政治とかね」問題を
引きずっている大臣もいることから、安倍を悩ますのと同じ結果も予想される。
これは福田がどうのこうのではなく、自民党の長年の癒着体質から生まれ変われるかだ。
早くも政治と金問題で1円領収書でも間に第3者機関を入れるが、国民には原則非公開
にしようとする動きがある。アホか!公人たるもの国民に公開するのが義務というものだ。
消費税の問題といい、空転した国会費用無駄金の責任や官公庁天下り機関の
削減政策を示さないで国民が納得するわけはない。
それに第三者機関の調査報酬は誰が払うのだ。結局は国民だ。
すんなり、公開すれば余計な手間が省け透明性が保てる。
与党と野党がお互いを調査し、公表するという手もあるぞ。
で、民主党のマニュフェストの方が、これからの日本にふさわしいことが解る。
自民が丸呑みすればそれは単なる受け売りで、自民でなくても良いということだ。
何とか体裁だけを取り繕うとしている今の自民を見ていると、問題を自ら山積し
国民に愛想をつかされた「最後のあがき」にみれる。
民主初め野党は、強行採決された教育基本法など含め、再考した対案をガンガン
国会へ提出すればよい。そうすれば、まともな自民党議員や公明議員が賛成し
福田もそうである事を願うが、少しはまともな法案となるだろう。
もちろん国民生活が第一であることを忘れてはならない。