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おせんと船場吉兆

おせんと船場吉兆

日テレで、老舗料亭を営む「蒼井優」扮する「おせん」は毎回料理や人に対する

日本人が過去持っていた豊かさがみれて、楽しみに見ている。

魯山人がいたころと違い、今は料理でも効率優先で文化を自ら葬っている店が

なんと多いことか。

で、自分では絶対金があっても行かないだろうけど、船場吉兆の「料理使い回し」には

あいた口がふさがらぬ。

これは、Aという客から金を取り、料理を作る仕事をしないでBという客に横流ししている

立派な詐欺行為だ。Bの料理は、Aが払った代金を二重請求しているに等しい。

船場の女将はぬけぬけと「もったいないから」といっているが

「もったいない」の意味が違うだろう。刺身など衛生面でも言語道断。

客もなめられたものである。客は店を信頼してきているのだから。

しかも空極の手抜きではないか。

残った料理を他の客に出す行為は料理作らないのだから。

創業者や他の吉兆の看板をも踏みにじる行為だ。

で、思い出したことがある。以前東伊豆に行き、泊まった旅館で出された料理に

カサゴのから揚げがあった。これが冷えていてカチカチだった。

今思うと、これも「使いまわし」だったかも知れぬ。

新聞広告で期待して行ったのだが、当然二度と行かない。

船場吉兆の常連は同情から、相変わらず行く人もいるだろうが

新たな客はつかんだろう。

私は以前、横浜の知人が顧問をやっている地ビールを飲ませるレストランに

招待され行ったことがある。

といっても自腹だが料理があまりにかたてまで、美味しくなかったので、注意したことがある。

後で聞いたらバイトが作ったというではないか。

すぐに「まともなシェフを入れろ」と言い知人は即刻私のアドバイスに従った。

ついでに、もっとビールを探求しろとも言った。

最近は行ってないが、店の研究と努力で今は結構お客さんが入っているようである。

料理店を育てるのも又、客である。不味ければつぶれる前に、

その店のためにはっきり指摘することだ。

それが、店のためでも食す客のためでもある。
by forceyoshi | 2008-05-26 03:32 | 事件、事故
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