給付金問題
全世帯給付から一転、野党のみならず与党まで「バラマキ批判」で
にわかに所得制限を設けるとしてきた。
末期的なダッチロールだ。
金額は「1万2千円」これは国民健康保険のだいたい1か月分だ。
確か事務手続きのほうが金がかかるから、一律にしたのではなかったか。
所得制限設けるなら、自己申告制など超いい加減な方式ではなく、国会議員と
上場企業とTVCMうてる非上場企業社長、取締役まででいいではないか。
もし自己申告制になると穴は幾らでもあるぞ。日銭商売のバーやクラブ、
宗教法人等等。そんなことでもめてる暇があったら、大量解雇にあっている
派遣社員や貸しはがしや貸し渋りで苦しんでいる中小、零細企業を救う
対策を一つでも年内に素早く実行したほうが良い。
アメリカでは、初の黒人大統領オバマが誕生した。
今、アメリカ経済は今後に控えるCDS(クレジット デフォルト スワップ)問題
でさらに大変になる。
それでも彼のテーマは「チェンジ」変革と「我々は出来る」だ。
それと「人民による人民のための政治」だ。
この明確なポジティブなメッセージは独立戦争以来幾多の困難に立ち向かってきた
アメリカ開拓精神の証だ。
昨年度1,200億もの無駄使いをしている行政機関を「国民」のための機関に
取り戻すには、恐らく多くの日本人は彼らの熱狂振りを見て
早く日本も変革しなくてはと考えたはずだ。